平成を閉じ込めた小さな箱、
gallery fractal 始めました
【fractal】
フラクタルとは、図形の一部が全体と相似形になっている性質を表します。
別名自己相似形。
この様な特徴は自然界や社会のいたるところに見られます。
例えば、海岸線、葉脈、雪の結晶、太陽系、
あるいは、経済動向、社会現象、都市の生成、インターネット、AIなど。
フラクタルは神羅万象あらゆる創造物が持つ、普遍的な美であり、
部分の集合が単純な総和にとどまらず、
全く異なった性質を持つ新たな創造物へと
進化する現象でもあります。
平成を生きる僕達の感性から生まれた「表現」
その、荒削りで、剥き出しで、
まだ未完成な断片(fractus)が
いつか この世界の片隅で
誰かの心を揺さぶることを願って
このgalleryにfractalという名前をつけました。
now on display
gallery fractalにて現在展示中の個展のご案内です。
Grop Exhibition「HEISEI」
社会は一つの物語を共有して成長していくイメージを描くことが難しくなり「失われた20年」と言われた平成。多様な文化が混ざり合い様々なサブカルチャーが生まれていく現代。その時代背景の中で生まれたアーティストたちが、日々生活する中で感じる社会課題を写真というメディアでポジティブに発信し、フラットな日常を未来に向けて「UP」DATEする。本展は平成生まれの(甲斐伊織/清水花菜/池谷薫)3人のアーティストの作品を九条にあるHOTEL SHE,KYOTOのロビーに作品を展示し、客室を一室使い、
世代との交流を目的としたコンセプトルームをキュレーター黒田純平が展開する。
English
The Heisei era is called the « lost 20 years » as it had become too difficult for artists to depict the way society had evolved into one common story. The current era in which so many cultures merge together and so many subcultures were born. Artists born during this peculiar era take inspiration from the issues in society they notice in their everyday life and use photography as a media to positively convey these topics. From a casual everyday life and for the future, they aim to « update » the lost part of Heisei era. The exhibition will present the works of three artists and will take place in the lobby of Hotel She, Kyoto, situated near Kujo station. Bringing together all generations, one of the rooms will also be transformed into a concept room by the art curator Kuroda Junpei.
archives
garally fractalの過去の展示をご紹介します。
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